教員の研究コラム

ひろていぞう(朝鮮史)

広瀬貞三私の専門は朝鮮史で、主に近現代史を勉強しています。この中でも集中しているのは、土木史です。土木は工学分野ですが、私は歴史学的な観点から勉強しています。特に、土木官僚、土地収用令、土木労働者、具体的な各種工事、洪水と復旧対策に関心を持っています。

あいだ(中国近現代文学)

間ふさ子今は文学と映画・演劇との関係に興味を持っています。文学のアダプテーションとしての映画・演劇という観点以外に、それを受容した「時代」との関係はどうなのか、それに興味があるのですが、それを確認する一次資料はあまり多くありません。それをどうやって克服するか、ゆっくりじっくり試行錯誤していくつもりです。

かつ(中国文学)

甲斐勝二この春は明代の于謙の詩「石灰吟」について考えてみました。どうやら石灰吟は、後の物語から于謙に結びつけられたようです。物語がいつの間にかその人の事実として伝えられる良い例だと思いました。現在は六朝の文学論から倫理批評について考えています。

むらかずひこ(文化人類学・民俗学)

田村和彦最近は、20年近く通ってきた中国のある村における、生活に関するモノの変化をいろいろと考えています。玩物喪志にならなければよいのですが。それから、日本についてもいくつかの研究を進めていますが、こちらは時間がかかりそうです。

まつざきひる(韓国語教育)

松崎真日様々なことに関心がありますが、最近は韓国の言語景観を調査を行い、韓国で暮らす人々の言語生活を把握しようとしています。街の性格によって、使われる言語は種類も内容も違ってきます(韓国だからといって韓国語だけが使われているわけではありません)。言語景観から韓国社会の現在を探っています。

あんどうじゅん(日韓・日朝関係)

安藤純子2018年、北朝鮮情勢は大きく動き出しました。2017年の末まで、度重なるミサイル発射や核実験によって米朝関係はかなり緊張が高まっていました。もしかしたら、衝突も?との懸念は、年が明けると、改善ムードに変わりました。今度こそ本当に北朝鮮の非核化は進んでいくのか。過去と比較しながら、情勢をチェックする日々が続いていきそうです。

しゃへい(中国語学・中国語教育)

謝平今は現代中国語の語順について興味を持ち、調べております。例えば、程度表現に述語の前に置く程度状語もあれば、述語の後に置く程度補語もあります。また、中国語の存在、消失、出現を表す構文は、存在するモノが定名詞であれば、述語の前に置く傾向があり、不定であれば、述語の後に置く傾向が見られます。沢山の先行研究を読みながら、現代中国語における語順の仕組み及びその原理について考えてみたいと思います。

りゅうちゅん(韓国朝鮮文学・思想史)

柳忠煕今までは、朝鮮の開国(1876)から韓国併合(1910)にかけて、朝鮮知識人の尹致昊(ユン・チホ、1865~1945、開化知識人・教育者)を中心に日記、新聞・雑誌、著作などを通じて、当時の知識人の問題や文学・言語空間をみてきました。最近は、尹致昊はもちろん李光洙(イ・グァンス、1892~1950?、文学者)、崔南善(チェ・ナムソン、1890~1957、出版人)など、その研究対象を広げ、植民地期(1910~45)における知識人の問題や文学・言語空間について研究を行っています。